その昔、徳雲和尚という和尚様がおられました。、 「閑古錐(かんこすい)」と皆から賞賛された 素晴らしい和尚様でした。 その徳雲和尚は、ただひたすら、 雪を担いで井戸を埋めておられました。
「閑古錐」とは、 使い尽くして、先が丸くなってしまった錐のことです。 今はもう役に立ちませんが、 そこには素晴らしい輝きがあります。
『担雪埋井』は、 他人事ではなく、 自分自身のことだと感じます。
「我」の産物である一切の目的をうち捨てて、 ただひたすら、 「いま」すべきこと せずにはおれぬことに打ち込みなさいと。
臨済禅師も 厳しい励ましの言葉を遺して下さっています。
「汝が信、不及なるがゆえに、今日葛藤す」。
今日が初心です。